さらにエアコン購入費助成の問題

エアコン購入費助成の問題について、続き。
東京都ではエアコン購入助成を実施した。これは熱中症対策と省エネ対策のためであり、自宅にエアコンが無いか、あっても故障や不調であるか、旧式のため電力消費量が多いか、いずれかの条件で購入費の助成をしている。
まだ使えるといって旧式エアコンを所持している人達に、買い替え促進するため、購入費の助成を行うことにしたわけだ。
というのが、この話題の始まりだ。

東京都狛江市では2026年に東京都の助成とは別に市として購入費の助成を実施した。
ところが、広報が不十分であったため知らない人たちが大勢いた。それで狛江市役所の福祉相談課が市民に広報チラシを配布した。この夏、期限を延長するということだった。
そこで、完全に要件を満たした高齢者の女性が申請したところ、市役所の福祉相談課の役人が来宅し、エアコンを調べて、古いけれどまだ使えるから駄目だと言われたそうだ。何を言っているのか。旧式だと省エネの点で難があるから、まだ使えると言っている人たちに買い替えを促進するため助成することになったのに。
その人は、規定の製造年より前のものだったから変だと思った。
けれど、拒絶されたので諦めてしまった。そして、同じようなことだった人が他にもいるのではないかと言っていた。
もちろん高齢の女性だから間違えた可能性が完全に排除できないが、しかし、かなり具体的に数字を言っていた。それに、ほんとうに型の問題なら、製造年を見て該当するかを確認するだけのはずだ。型が新しいけれど故障しているならメーカーに修理の依頼をするものだから。それなのに、なぜ市の職員が来てエアコンを動かして見るなんて的外れなことをするのか。
つまり、いろいろと市の職員の対応には疑問がある。
これを、その高齢の女性は、かつて狛江市議会議員だった女性に話した。
そのあと、この話を聞いた現職の狛江市議会議員の女性が、市の福祉相談課の職員に問い合わせしたところ、訪問してエアコンを見たら型が旧式でなかったから駄目だと言って断ったという回答だった。
それで、その市議会議員は納得してしまった。当の市民に話を聞いておらず、その自宅のエアコンがどうなのかを確認もしていない。なのに、製造年など普通は見ないから、その申請をした女性もそうだったに決まっていると言った。
しかし、会って訊くなど直接の確認はしていない。そもそも市役所の担当部署の者が、正面から堂々と不正があったのではないかと問われたら、否定するに決まっている。確認無しに言われたらなおさらである。
この議員は共産党の所属である。
ところが、その予算のことなどで議会質問はしても、実施の段階で問題があった場合については、市民の訴えより役所の職員の話を鵜呑みにしてしまう。何か難があっても役所の方にも事情があると言っていちいち擁護し、市民それも低所得の高齢者に冷淡である。
こういうのを労働運動では「会社的」というが、これは共産党が体制側のスパイであるとかいうことではなく、何か言い分の対立があった場合だと駆け引きをしたり圧したりする能力が無いということだ。そういう人は珍しくない。
そして、せいぜい手続きを知らない高齢者などにやり方を教えてあげるなどの単純なサービスの提供が精一杯ということだ。
だから期待しすぎて怒ったりしてはいけない。これが情けないことに限界なのであって悪意ではないのだ。



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