東京都狛江市で三宅久之のDNAを引き継ぐ議員

あれは2010年のことだった。
元『毎日』政治記者の“政治評論家”三宅久之は、自民党の御用評論家として、片っ端から何から何まで自民党を擁護し、反対する者を攻撃する発言をテレビなどで続けてきたことは、もう何十年も前から知られてきたが、単に御用というのではなく、例の機密費から金を貰っていたことを野中広務の発言や一部雑誌の記事によって暴露され、自らそれを認めて開き直っている。
お金(もとは皆が働いて納めた税金)で買収され政権与党に媚び売る発言をするのは恥ずかしいことだし、テレビの場合は放送法違反にも問われる行為だ。その自覚が彼には無かった。しかし、彼は自民党の政治家なら犯罪しても良いとまで発言してきたのだから、当然の態度なのだろう。
例えば89年、時の宇野首相に「セックススキャンダル」があったさい。
彼は一か月に30万円の契約で神楽坂の芸者と称する女性を愛人のようにしていたことが、その女性が週刊誌に告白したため発覚し『ワシントンポスト』など海外の有名メディアにも騒がれたため自民党が選挙で大敗してしまったことがあったが、このときも三宅久之は、全然問題ではないと言っていた。
その女性は、お金の話に乗ってしまったけれど、そのさい宇野さんは「札びらで顔をひっぱたく」態度で、彼女だけならともかく周囲の人たちにも横柄かつ冷酷であったから、人格的に総理に相応しくないと言っていた。
しかし、ほんとうに問題になったのは金銭授受のある性的関係であった。
これについて三宅久之は、週刊誌から談話を求められると「昔から芸者とパトロンの関係はあって当然で、そんな常識を問題にする方がおかしい」と、とんでもないコメントをしていた。
昔からの「芸者」と「旦那」の関係であっても、今時そのような関係がまだあっては問題だし、宇野首相は三十万円という意味で女性の指を三本握り「月にこれでどうだ」と言うと間伐を入れずに「さあ、横になりなさい」だった。これは大変話題になり、笑いのネタにもされて、志村けんなどがテレビのコントにしていたほどだ。
このように、金銭授受が伴う性行為は売買春であり、明白な違法行為である。それが定期的な契約をしていたわけで、今で言う「援助交際」である。しかも、その芸者とは本来の「芸をする者」ではなく、踊りも歌も楽器も満足にできず、ただ芸者姿でお酌をするなどしていた「コスプレ・ホステス」であった。
つまり、宇野首相のやったことは芸の支援者でもなければ愛人でもなく、コスプレ・ホステスとの「エンコー」という定期契約買春であり、明白な違法行為をしていたのだが、それを三宅久之は何重にも嘘を吐きながらデタラメを言って庇ったのである。
ここまでやってしまえるとは。
いくら自民党と御用の関係であっても、よくまあ恥ずかしくないものだと思われたが、実はこの人、機密費で買収された関係であったから、宇野首相に指を握られた芸者もどき女性と同じだったのだ。
要するにマスコミ人が権力とエンコ―していたわけだ。

三宅の死後。
世話になったからと安倍首相が墓参りしていた。なんとも露骨であるが、そんな三宅久之の息子が、東京都狛江市の市議会議員をやっている。彼は選挙の時に「三宅の子供」だと強調していた。上記のとおり看板でも「三宅久之のDNAを引き継ぐ」と謳っている。
そんなこと言われなくても判る。かつてテレビでよく見た顔と似ていて、髪形?までソックリだから。(これに地元の人は笑っていた。見て知っているから)
この人、外見はもちろんだが、権勢に媚びて弱い者いじめ性癖というか商売というかの姿勢も、自らDNAと言うのだから引き継いでいる。まさに昔から言う「冗談は顔だけにして」である。それを知ってか知らずか投票してしまう有権者がいる。もちろん選挙で宣伝に金をかけているが、それにしても問題なのは狛江市の「民度」である。



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